あれやこれやで忙しく、すっかりこのブログを書く時間がなくなりました。
7月2日は大成功でした。それをきっかけに
Toyo Eiwa CLI ReNもスタートしました。
さて、この夏は、私の周りではCLILに関しては、多くのことがありました。自分でも学ぶことが多く、CLILというものがどのようなものかは、私の中ではある程度納得できる一つの教育として根付いたと考えられるようになりました。
それとともに、CLILに対してはずいぶん懐疑的な意見を耳にしているのも事実です。裏を返せばその分だけCLILが浸透してきたとも考えられます。
そこで、日本でも定着し、CLILを実践する(あるいは実践しようとする)方も多くなったので、調査をしています。CLILについてみなさんがどう考えているのかを調査する目的です。
簡単な質問です。よろしくお願いします。結果はこのウェブで報告します。
調査の趣旨は、「CLILって何ですか?」という根本的な質問に関して、何度も質問されるからです。
結論から言うと、これに対する答えは難しいです。例えば、英語教育一つとっても、
文法訳読って何ですか?
CLTってなんですか?
などの誰もが当たり前のように使っている用語も同様です。
教育関連の面白さはそう簡単に答えられない人の営みの複雑さにあります。教育を科学することはもちろん重要ですが、「科学する」をここ数十年の英語教育研究の伝統を考え直す必要があると思っています。
CLILは発想はシンプルですが、Integrated(統合した)の意味が広く、かなり異なります。どう統合するかは人により状況により違います。これを判断するのは、CLILを教える教師です。ところがCLILを実践する教師の考えは必ずしも同じではありません。
ということで、ご協力をよろしくお願いします。
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